9月読んだ本
ブクログのまとめ機能が便利だということに気がつきました。
9月はミステリーばっかり読んでる。
シャーロック・ホームズシリーズは長編を全部読み終わってしまった。
『恐怖の谷』は大きく分けると二部構成になっていて、どっちも推理小説としてまとまってるのがおもしろい。
でもやっぱり好きなのは短編集だなー。
『シャーロック・ホームズの思い出』は、ホームズが探偵を志したきっかけが書かれていてときめいた。
「黄いろい顔」なんてシャーロック・ホームズではあんまり見られない心温まるお話でとても良かったし、「最後の事件」は衝撃だった。次の短編を読んでるのでホームズのその後については知ってるんだけどね。
モリアーティ教授に関しては、この短編を読むだけじゃその黒幕っぷりがよくわかんないまま宿敵対決!みたいになっちゃうんだけど、他の作品読むとちょいちょい顔出してくるよね教授。
わたしの中でモリアーティ教授のイメージは葉巻吸いながらスーツを着こなしてるどっしりした天才学者で渋いおじさん。最近海外ドラマ『シャーロック』にハマりまくっていまして、そこでのモリアーティ教授とはだいぶ違った。それもまたおもしろいね。
「最後の挨拶」は最後の事件のはずなのに淡々としていて、劇的なお別れみたいなのがなくてむしろ安心した。
ホームズもワトスン君も変わらずに終わるのがいいよねぇ。
『羊たちの沈黙』は映画も有名よね。こわそうなイメージがあって見ていないけれど、原作を読んで映画もみてみてみたく……なってはいません!(笑)
これ文章なら平気だけど、映像化したらグロすぎるんじゃ……。こわくて見れない!
ハンニバル・レクター教授がもう最高ね。
めちゃくちゃ頭のいい医学博士なのに人を平気で殺すからね。しかも超残忍。
そして事件の推理もしてしまうという、この話の探偵としての役割も果たしてるからすごすぎ。そりゃシリーズ化されちゃいますよ。
『時計館の殺人』はこの前下巻まで読み終わりました。
綾辻さんの館シリーズは「十角館」から「水車館」「迷路館」「人形館」とあるんだけど、「十角館」を読んでおもしろかったので、間をすっ飛ばして次に人気のこの「時計館」を読んでしまった。
やっぱり密室ミステリーはおもしろい。どんどん人が死ぬのに犯人が誰かわかんない!
とはいっても今回の「時計館」は途中から犯人はたぶんあの人でこんな感じで推理が始まるんだろうなーとちょっと予想はついてしまった。それでも超おもしろかったのはトリックが完璧だったからだろうな。こりゃすごい。
『ロスト・シンボル』はラングドン教授シリーズ三作目。
『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』が大好きなのでそりゃ読むでしょ。
しかし三作目ともなるとちょっとマンネリしてきちゃったかな~。
上巻の時点で出てきている悪役もお決まりパターンだし。おそらく下巻で新の黒幕が出てくるんだろうけど。
書き疲れたので映画まとめは次の記事にする。