わたしの挫折本
いつもおもしろかった本のことばかりを書いているので、たまには挫折した本のことも書いてみます。
これらの本、好きな人いたらごめんなさい。個人的な感想です。
あくまでも「挫折した本」で、最後まで読み終わっていないので、「最後まで読んだらおもしろいから!がんばれ!」って本があったら教えてください…。
これは挫折した人が多い名作のような気がする。
ロシア語の名前がややこしいのはなんとか耐えていたんですけど、登場人物が議論しまくるものだから話についていけなくなりました…。
新潮文庫じゃなくて、どこかの文庫の訳だと読みやすいって聞いた気がするんだけど、どこだったかな。
「名作ミステリ!」って噂聞いてたから、思い切ってハードカバーしか出ていない本だけど購入したのに、序盤で挫折。
宗教の話が多くて、肝心の殺人事件がなかなか前に進まないんだもん。
横山秀夫『64』
上巻まではなんとか楽しく読めました。
下巻から警察内部の話が中心だから、あんまり興味が持てなかった…。
これも『64』と同じ理由で挫折。上巻まではなんとか読んだ。
マークスの山を初めとする合田シリーズはいっぱい出てるから読みたかったんだけどな~。
これを挫折してしまったから先が読めない!
これはなんとなく挫折する予感がしていたんだけど、案の定ダメだった。
前半めちゃおもしろくて「奇書って聞いてたけど意外といけるやん!」って思っていたんだけど、チャカポコからついていけなくなりました。
なかなかおもしろくならなくて…。
でも懲りずにカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』は昨日購入してみた。チャレンジする。
つまらないことはないんだけど、そこまでのめり込めず。
短編集だから読みにくいことはないし再チャレンジしてみようかなぁ。
中井英夫『虚無への供物』
これも上巻まではがんばったんだけどな~。
なかなか事件が解決しないし、登場人物の話が長い。
これも「三大奇書」のひとつですよね。奇書向いてないです。
村上春樹訳ということで、訳文がどうしても村上春樹っぽくて、村上春樹苦手なわたしは読みきれなかった…。
話はおもしろくなりそうな雰囲気が漂っていたので、これは再チャレンジしたいところ。
挙げた本は、いまわたしの本棚に置いてある本なので、実際はこれの倍以上挫折した本はあると思います。たぶん倍どころじゃない。
引っ越すときなどに、挫折本はだいたい処分している上に、読み終わっていないから記録すらしていないため、挙げた本以外は記憶に残っていません…。
しかし!今年もどんどん挫折していこうと思います!