『ズートピア』感想 差別と区別についてこんなに素敵な世界から学べるなんて!
話題のズートピア見てきました。
多様性ってすばらしいな…、としか言えない!
正義感溢れるジュディも、どこかで「区別」と「差別」が一緒になっていて、だけどニックと一緒に問題を解決していくにつれて、どんどん成長していくのが最高です。
あとはジュディが上京してズートピアに向かうあのわくわくする感じ、あの映像のスケールは「なにこれわたしもズートピアに住みたい!」と思わされるし、「自分が上京したときはこんなに夢と希望に溢れる気分ではなかったぞ…不安しかなかったぞ…大志もなかったぞ…」と、ジュディをちょっと妬む気持ちにもなりました。わたしにこんな大きな夢はないなぁ。
あとはやっぱりニックがかっこいいね。キツネなのに!
あのニックのかっこよさはものすごく少女漫画的じゃないですか?
ワルだし、主人公には冷たいしそっけないし、だけど仲が深まるにつれて自分の弱さみたいなところをポロッと言っちゃったり、主人公のピンチには手を差し伸べたり、なにそれ最高にときめくやつじゃん。
完璧な映画でしたが、ちょっと不満を言うならば、オチはちょっとわかりやすすぎかな。
まぁそれが主題の映画ではないし野暮なつっこみですね。
あと、わたしは真面目な社会人なので、ジュディが上司の言うことを聞かずに「警官らしい」仕事ばかりしたがるのはちょっとどうかと思いました。
「新人が最初から大きな仕事やりたがるなよ!地味なことでもちゃんとやれよ!そこで上司が怒るのは当たり前でしょ…」とかね。
ちなみにわたしはうっかり日曜日の昼間にひとりで見に行ってしまったため、子どもたちに囲まれて独り身としては落ち着かなかったので、ディズニー映画は平日にこっそり見に行こうと思ったのでありました。