映画『この世界の片隅に』感想
元日に『この世界の片隅に』見てきました。
わかってはいたけれど、号泣映画でした。戦争だし。
だけど、戦争云々よりも、戦争の中でも、それこそいまのわたしたちと同じように、日々の生活を送っている情景のほうが印象的な映画でした。
とにかくすずさんかわいい!あのあちゃーって顔大好き。
そして今回の声優ののんさんが良いって噂には聞いてたけど、本当にすずさんに合っていてよかった。
『この世界の片隅に』で一番印象に残ったのは、すずさんのお料理シーンでした。
身近にあるもので工夫しながら料理する様子を見るだけで、生きるってこういうことだよなと思わされるし、戦況がきつくなるにつれてご飯も十分に食べるのが難しくなるんだけど、それでもすずさんが試行錯誤する様子がかわいいし、日々の生活って食べることだよなと改めて思ったりしました。
すずさんがこうやって懸命に生きている中、時々爆弾の音がドーンって大きな音で響き渡るところが何度もあって、これは本当にこわい。
だけど、このシーンをすずさんの頭の中の描写で、不思議ときれいに見せてしまうんだからな~。
一番最後のエンドロールのところで、その後の話みたいなのがイラストで流れて、さらにクラウドファンディングに協力した人たちの名前も流れたの良かった。
この映画に協力できるって素晴らしいことすぎるでしょ。エンドロールで泣くっていう。
ああ、あと音楽も良かったね。
コトリンゴさんだったかな。
新年早々良い映画を見ました。
新年に見る映画かはわかりませんけど……。