Yukina's Orangedays Diary

最近は子育て記録です。

10年以上ぶりに漫画『封神演義』を読み返して

おそらく中学生のとき以来、漫画の『封神演義』を読み返しました。 

最近読み返したのは完全版。

 

現在『覇穹 封神演義』として深夜アニメで復活中!

すごく楽しみにしていたんですけど、

現時点でちょっとどうしようもないアニメです……。

あまりにも展開が早くて、

これ漫画読んでない人は何もわからないんじゃないかな、

という残念な感じです。

 

そんな調子なので、細かい原作ストーリーがたまらなく読みたくなっちゃって、

夫が持っている漫画を引っ張り出してきたというわけです。

 

中学生当時から『封神演義』は大好きで、

確か友だちに借りて全巻読みました。

そして、いま読み返しみても、すっごくおもしろかったです!!!!!

 

何がおもしろいかと言うと、

まずはやっぱり

歴史的描写

 

原作は中国の小説。すみません、読んだことはないです。

殷から周への時代の変遷が、

もちろんフィクションなんだけど、

史実も交えつつ描かれていることによって、

ストーリーがより壮大で、

現実味も残しつつ、

歴史を学ぶような楽しさも少しあり、

これがとてもおもしろいんだよなぁ。

 

さらにそれに加えて、

宝貝という仙界の道具を使って戦う仙人たちの様子

これがまた楽しい。

 

宝貝っていう道具は、

基本的にはひとつの能力しか持たないんだけど、

とにかくその種類が豊富で、

仙人によってどんな戦い方をするのか、

それが物語の見どころにもなっていて、

魔法の杖のような一本の杖で、

人の能力によってできることが変わる道具とは

また違うおもしろみがあるよね。

 

ちなみに、夫に「どの宝貝が一番好き?」と聞いたところ、

「やっぱり太極図かなぁ。

雷公鞭もなかなか。やっぱり雷には憧れるし。

いや、使ってみたいのは太極符印かな~。

『ね、望ちゃん?』(←ここから『封神演義』のセリフを夫がべらべら話し出して止まらなくなる)」

 となって、よくわかりませんでした。

 

わたしは太極図です、やっぱり。

最後に太公望がつらつらつらと文字を書いていくところめっちゃかっこいいです。

 

そして最後になんといっても封神演義の魅力は

個性豊かなキャラクター

ですよね。

 

登場人物なんてめちゃくちゃ多いのに、

どのキャラクターにも突出した個性や能力があるのがすごい。

 

漫画やドラマや本を読んだり見たりするときに、

いわゆる『キャラ萌え』してしまう人には

たまらない漫画なんじゃないかな!

 

夫に「好きなキャラは?」と聞いたところ、 

 

「燃燈道人かな。強い!

『我が名は燃燈道人!~』←ここから『封神演義』のセリフを夫がべらべら話し出して止まらなくなる)

あと、胡喜媚かわいい。

武吉も結構好き。天然道士好きなんだよね~(まだまだ続く)」

となって、よくわかりませんでした。

 

わたしは初めて読んだ中学生ぐらいのときは

哪吒推しだったんですけど、

いまは黄天化かな~! 莫邪の宝剣かっこいい!

でもやっぱり太公望かつ王天君かつ伏羲が圧倒的ですよね……。

そして、四不象は読めば読むほどかわいさが増す不思議。

胡喜媚の気持ちわかる、わかるよ!

 

物語の展開で一番好きなのはどこかな~。

四聖も魔家四将も趙公明も仙界対戦も女媧も好きですよ!!!!!

 

女媧戦は蛇足かなぁと思ったこともあったけど、

物語中盤で出てくる「歴史の道標が……」の含みや、

妲己の真の目的に、終始ドキドキさせられて、

「封神計画って何!?」って期待を煽られる感じがとても良いので、

やっぱり女媧は必要ですね。

 

夫に「ゆきなは女媧に似てる……いや、元始天尊!!」

って言われて憤っています。

 

次は夫の部屋からハンターハンター持ってきて読み返そうかな。

もはや何も話を覚えていないです。