映画『コードギアス 反逆のルルーシュ』I 興道&II叛道&III皇道 感想
ついに手を出しました!
『復活のルルーシュ』が公開されたとのことで、ラジオ『アフター6ジャンクション』で『コードギアス』の特集がされていて(かなり前だけどw)、宇垣アナの熱弁がすごくって、「いつか見たいな〜」と思ってました。
で、アニメの総集編(と言っていいのかはわからないけど)の劇場版三部作がAmazon primeで公開されていたので、夫も見たらしいし、便乗してわたしも見ました。
本当はアニメ版を最初からちゃんと見たかったけどね、さすがに全50話はハードルが高くてね……。
で、感想はと言うと、めっちゃおもしろかったです!
ただ、Iは正直イマイチでした。
思った以上にロボットアニメだし、もちろん戦闘のシーンも多いので、もうちょっと歴史物っぽいストーリー性を期待していたわたしは引き気味になってしまいました。
完全に好みの問題だけどね。
ゼロというキャラクターがちょっと痛い(服装とか言動とかに漂う中二病感)のと、妹のナナリーを守るためっていうのと、謎の美少女シーツー、そして親友スザク……。
アニメにありがちだなぁ、10代向けだなぁ、30代が今更見るアニメじゃないよなぁと思っちゃって(そんなにアニメを見てるわけでもないくせに)、イマイチのめり込めず。
どうしても頭をよぎるヱヴァンゲリヲン。
Iの段階では、まだまだ序盤だから、今となって思えば導入部でのめり込めないのは当然だよね。
シーツーって何者?マリアンヌを殺したのは誰?ギアスって何?
全てがまだフワーッとしててわからない!
IIは見ようかなどうしようかなと迷ってたんだけど、ちょうどその時実家滞在中で時間がたっぷりあったので、Iも見たことだし、この際ちゃんと見よう!と思って見始めたところ、
お も し ろ い !!!!!
なんといってもユーフェミアの日本人大量虐殺がショッキング過ぎて、ここから一気におもしろくなりました。
ギアスの暴走ってどういうこと?
これは映画を全部見た今でもよくわからないです!
スザクとのすれ違いももどかしくてね〜。
「ルルーシュはユーフェミアと和解しようとしてたんだよ!ユーフェミアに虐殺を指示したわけじゃないよ!」と画面に訴え続けちゃったよね……。
しかし、おもしろいんだけど、劇場版はアニメ50話の総集編だから、テンポが早くて話についていけないところも多々。
ヴイツーが皇帝のお兄さんというのはわかったけど、なんで子ども?なんでギアスが使えるの?
というか、他にもギアス使える人何人かいたよね?なんで?
で、一番大事なブイツーとマリアンヌとシャルルの関係性もよくわかんなかったよ〜!
ラグナレクって何?
アニメを全部見ればわかるのかな。
あ、ルルーシュの「実は記憶消されてませんでした〜!」ってところ、最高に気持ち良かったです。さすがだよ〜。
さらに最後の終わり方は素晴らしかったねぇ……。
親友スザクがゼロとなり、ルルーシュを殺して終わるとは。
これ以上の終わり方ないよ。
結局はルルーシュとスザクの友情と裏切りの物語……。
で、こんなに綺麗に終わったのに、『復活のルルーシュ』が公開ってどういうことなの!?復活するの!?
早くAmazonかNetflixで配信されないかな〜。
というわけで、さすが人気のアニメ。
めちゃくちゃ楽しめました。
アニメを全部見てたらキャラクターにもっと感情移入しちゃって、最終回では号泣してたかもな。