映画『LA LA LAND ラ・ラ・ランド』感想 試写会に行ってきました
『LA LA LAND』の試写会に行ってきました
絶対見ようと思っていたのでいち早く見られてすごくうれしい
試写会の権利を分け与えてくれてありがとう、彼氏。
同監督の『セッション』がとても好きだったので、超期待して行きました。
ミュージカル映画なので、たくさんの音楽とダンスが出てきますが、中でも一番好きだったのは、赤、青、黄、緑のそれぞれの色のドレスを着た女性が夜の街で歌って踊るとこ
見た目も華やかポップでかわいいし、曲も明るくて、未来への希望が溢れている感じが大好き。
あと、ミア&セブの主人公2人がどちらもとっても素敵だった。
好きなジャズだけを演奏するお店を持つことを夢みるセブと女優を目指すミア、理想のカップルでしょ……。
途中セブがジャズのうんちく語り出したとき、ビフォアシリーズのような会話が始まるかも!?とワクワクしたんですけど、それはなかったですね。
ミュージカル映画だからそりゃそうか。
あと、ストーリーとは関係ないけど、セブが最初に働いてたお店にシモンズがちょこちょこ出てきてめちゃ笑った。
やっぱりシモンズ厳しいね。
『セッション』じゃん。
『LA LA LAND』は曲もダンスも華やかだし、ちょっぴり切ない恋愛も見ててときめくし、総じて良い映画でしたが、ここからはネタバレと愚痴です。
正直期待値が高すぎて、見終わったあとは「そんなに話題になるほどかなぁ?」という印象です。
良い映画だったんだけど、もっと予想外の展開とか予想外の音楽とかものすごぉく期待していたので、意外と普通のラブストーリーと音楽でちょっと物足りない感じ。
わたしは普通のラブストーリー大好きですけど、やっぱりその普通の中に「これは!」と思う何かがないとグッとこないものなんですね。
『LA LA LAND』の場合、それこそ音楽が一番のポイントになると思うんですが、残念ながらわたしは音楽がそこまで好みではなかった……。
同監督の前作『セッション』はミュージカル映画ではないけれど、映画の中で使われているジャズがとにかくかっこよくて大好きなのに対し、『LA LA LAND』は明るい曲やラブソング、バラードが多くて、もちろん良い曲ばかりだけど、わたしはもうちょっとノリが良い曲が好きなので、そこが合わなかったのかも。
というか、セブはジャズ大好きなんだから、劇中でもっとジャズ流しても良くないですか!
予告編とかポスターでよく見るの2人のダンスシーンとかプラネタリウムのあのシーンとか、ロマンチックで素敵だなぁと思う反面、「ただのイチャイチャ見せられても……」という気持ちもあり。
ただ場面の美しさが最強なので、わたしの負けです(?)
これが平凡をちょっと抜き出たラブストーリーであれば、退屈だなんて思わないんだろうな。
中盤ちょっと「歌はいいからストーリーを進めてくれ……」と退屈してしまった。
後半はセブが変なバンドに入ったり、ミアが一人芝居したり、ラストは妄想入ったりでおもしろいけどね。
と、不満もポロリと出てしまいましたが、期待してたがゆえであって、良い映画だと思います、たぶん。
でもわたしはやっぱり『セッション』かな
『セッション』のサントラいまから聞きます笑。
追記の追記
音楽そんなに好きじゃなかったって感想を書きましたけど、その後なんとなくSpotifyでサントラを聞いてみたらびっくりするぐらい良かった。
映画見てるときはそこまでテンション上がらなかったのに、改めてサントラ聞くと、多幸感がすごいのね。
Spotifyだとシャッフルでしか聞けないしCMとかいらん曲も割り込んできて気持ち悪かったので、結局CD購入してしまいました[emoji:v-238]
めちゃくちゃ良いです。
このサントラのおかげで、最近テンション高めに洗い物できてる笑。