小野不由美『十二国記』シリーズ感想
いま、わたしの中で、空前の十二国記ブームである
休職中ということで、暇なゆっきーな、
本を読むぐらいしかすることがありません
十二国記といえば、アニメにも(?)漫画にも(?)なっている人気シリーズで、
全何冊か出てるうちの何冊かを読みました
はまってる割に知識は全て曖昧である
ファンタジーとか言うから、
ハリーポッターみたいなの想像してました
ファンタジーっていうとハリーポッターと指輪物語しか思い浮かばないです(文学部卒)
あぁ、空色勾玉とか守り人シリーズもファンタジーか。
(文学部っぽさ出した)
ファンタジーといえば、
誰かすごい人が、困ってる人をちょちょいのちょいとすごい力を使って救うというイメージを持ってたんですけど、
(残念な説明とちょちょいのちょいとかいう古い言葉使ってごめんなさい)
十二国記もその残念な説明である程度はあってるんだけど、
夢と希望があまりもないあたり、
普通のファンタジーとは違う気がした
登場人物!そんなに!いじめんで!
これ!いつ!救われるの!
って何度も悲しくなるよ!
その苦難を自分の力で乗り越えながら、
「え?これ?誰?」ってぐらい成長しちゃう登場人物に、
「うっうっうっ、こんなに大きくなって…」という、
親のような気持ちにならざるを得ません。・゚((T◇T゚)゚・。
『風の万里 黎明の空』のラストでは、
わたし家でひとりで「ふおぉ…」とつぶやきました
きもちわるいね
あと、世界観もすごい
ファンタジーだから、
細かいところまで描写して、
読者に世界をイメージさせるのは当たり前なんだらうけど、
海にしても山にしても、荒れた民家にしても
その迫力がひしひしと伝わってきてね…
例えばわたしが書いたら
「山まじ高い!海まじ深い!民家やばいよ~」とかになっちゃうのにね…
すいません、自分なんかと比べてすいません
アニメとか漫画はみてないけど、
ぜひとも景麒はイケメンであってほしいな…
(どうでもいい感想です)
まだ全部読んでないので、
これからまだまだ楽しみです
いまから読もうとしてる『図南の翼』がものすごくおもしろいらしいので、
楽しみすぎてつらいです
以上、感想でございました