12月読んだ本とみた映画
12月読んだ本
嘘つきアーニャはこれまで読んできたエッセイの中でいちばんおもしろかったかもしれない。
プラハを中心とする社会主義国家のあれこれが書かれていて、決して明るい話ばかりではないけれど、作者の米原さんは日常のユーモアから政治のことまで書いていて本当にすごい。
他のエッセイも読んでみたい。
シャーロック・ホームズはこれにて原作すべて読み終わってしまい絶望しています……。さびしい!
新潮文庫では長編四冊・短編六冊、こんなに楽しませてくれてありがとう。
ホームズもワトスンも愛してます。シャーロック・ホームズシリーズに関しては、コナン・ドイルの原作だけではなくていろんななんちゃってシャーロック・ホームズもたくさん出ているのでそれも今後読んでいきたいと思っています。ホームズVSルパンとかね。うふふ。
12月みた映画
イングリッシュ・ペイシェントは戦争の話なので……そんなに好きではないかな。
ストーリーがどうこうってわけじゃなくて、わたしが戦争映画そんなに好きじゃないだけです(何故みたんだ)
アルゴは話題になってた割にはいまいちかなー。
「観客をドキドキさせてやるぞ!ハラハラさせてやるぞ!」っていう思惑が見え見えでちょっと……。
そしてイスラムVSアメリカになるとどうしてもアメリカが正義!みたいな作りになるから、それは違うんじゃないの?と思わずにはいられないんだよね……。アメリカが作った映画だから仕方ないけどね……。
ムーラン・ルージュは話がありきたりすぎてまったくおもしろくなかった。
ダンスの映像が綺麗だったからまぁいいかな、ぐらい。
そして最近話題の堺雅人さん主演の南極料理人は超超良かった。泣けるし笑えるし。
ストーリーはゆっくり大きな事件もなく進んでいくんだけど、それがまたいいです。
家族との距離感の描き方も絶妙ですばらしい。
わたしお料理を題材にした映画大体好きです。映画だけじゃなく、テレビにしても、本にしても。食べるのっていいよね。
そして年末に見たラヂオの時間もおもしろかったー!12月は邦画が大当たりでした。
唐沢寿明まじかっこいい。最初はちょっとグダグダしてたけど、後半からのドタバタが超おもしろい。
映画館では
ムード・インディゴ、清須会議、アオドクロ、かぐや姫の物語をみました。
ムード・インディゴは夢のようなフランス映画でした。
映像だけじゃなく内容も夢のようなのでわたしにはまだ早かったです……。
清須会議は大笑いする予定で見に行ったら、普通の歴史映画だったのでズッコケました。
歴史映画としてはおもしろかった……のかな?(日本史よくわからない)
アオドクロは性懲りもなくゲキシネです。市川染五郎がかっこよくてかっこよくてメロメロになりました……。こりゃやばいわ……。いつか染五郎さん主演の歌舞伎を生でみたいです……。
期待のかぐや姫はごめんなさい眠かったです。
かぐや姫の走るシーンが予告でみたときからインパクトがすごかったので、ストーリーもそんな感じでぶっ飛んでるの想像してた。意外と普通のかぐや姫だった。ただあの映像はすごいよね。そして帝のあごすごいね。こわいね。
次の記事では2013年おもしろかった映画と本を書く!……予定。