11月読んだ本とみた映画
11月読んだ本
ご覧のとおり、『白い巨塔』を読みまくった1ヶ月でした。
ここまでおもしろいとは予想外であった……。
ストーリーは前半は教授選挙、後半は医療裁判。どっちも最後まで目が離せませんでした。
主人公の財前さんは最初はまじかっこよくて「財前に手術されたい……」とときめいていたのに、途中から大っ嫌いになりました(笑)本を叩きつけたくほどイライラさせてくれちゃって!
これだけ財前さんやまわりの目論見にもやもやさせられる小説だったので、もはや里見さんだけがわたしのオアシスでした。なんて良い人なんだ。
でも実はいちばん好きだったのは大河内さんですよー!彼もオアシス。
『白い巨塔』がこれだけおもしろかったので、山崎豊子さんの小説はこれからいろいろ読んでみようとウキウキしてます。
なんといっても有名小説盛りだくさんだからどれから読もうか楽しみでならん。
内田百閒の『御馳走帖』とても良かった。食べ物エッセイ。食べ物だけじゃくてお酒やタバコの話も。
百閒さんの妙なこだわりがおもしろおかしい。変な頑固親父だったんだろうな~(笑)
ポーの『モルグ街の殺人』はラストでひっくり返りそうになったよ……。いろいろ登場人物紹介しておいてそれかい!(笑)史上初の推理小説だと思うと感慨深いですが。
そしてシャーロック・ホームズにも似たような話があるよ。コナン・ドイルさんもポー読んでたみたいだしね。
この短編集のなかでは「黄金虫」がいちばん好きです。
シャーロック・ホームズは相変わらず大好きです。
「三人ガリデブ」良かったなー!!ホームズのワトスンに対する愛が!!たまりません!!
みた映画
『アダムズファミリー』はあのテーマ曲は知っているのにみたのは実は初めてという。
ホラーコメディっていいね!娘が美人で不気味でブラックユーモアが冴え渡っていた。
『ももへの手紙』はストーリーはベタだけど、夏の田舎ってどんなアニメでもだいたい雰囲気いいです。
『好きだ、』はどうしようもない映画だった。あおいちゃんの制服姿にときめくだけの映画かな。
「映像がきれいな映画☆」っていう感想は甘え。それってストーリーないやんか……。
そして瑛太って若いころあんまりかっこよくなくておもしろかった。
『サンセット大通り』は最高やったね~~。こわい!
女優と執事の関係も、女優と主人公との関係も不気味。
印象的なのはふたりがダンスしてるシーンかな。華やかなのにがらんとした空間がこわい。
ラストはしばらく頭から離れないなこれは。
そして映画館ではまどか☆マギカみてきた。
話の展開についていけなくて家に帰って復習しました(笑)。ほむらちゃん……!!
前半は変身シーンが無駄にかわいいし、ケーキのゲーム意味分かんないし、そのほのぼのさに逆に「後半なにが待っているんだよ……。きゅうべえなんでおとなしいんだよ……」とハラハラした。期待は裏切られませんでした!!
入場特典のフィルムは期待してたのにこんなんでマジがっかり。
なにこれ。バスです……。