『フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち』展@森アーツセンターギャラリー感想 注目作品よりもそれ以外の作品がおもしろかった!
フェルメールとレンブラント展に行ってきました。
注目のフェルメールとレンブラントの作品は、「あの有名画家の作品に会えるなんて!」という喜びはあったものの、作品自体にそこまで興味は沸かなかったかな。
いや、でも特にフェルメールは30数点しかないうちの1点に会えたわけだから、やっぱりうれしいな。
彼氏と一緒に行ったので、鑑賞後に「あの作品が良かった」「肖像画はそんなに興味ない」「フェルメールとレンブラント展なのに1点ずつしか来てないのかよ!」などなどいろいろ話せたのが楽しかった。
わたしが好きだったのをいくつか選ぶとこれら↓
メインデルト・ホッベマ《水車小屋》
わたしは淡い色彩で描かれた風景画よりも、これみたいにはっきりくっきりベタッと描かれた風景画が好き。
油絵でたっぷり塗られているせいか、会場の光が絵に反射して水と木がキラキラしていて綺麗でした。
コルネリス・クラースゾーン・ファン・ウィーリンゲン《港町の近くにて》
この作品も上記と同じ理由で好きです。
船の帆を張る縄(?)とか本当に細かく描かれているんだよねぇ。
フローリス・ファン・スホーテン《果物のある静物》
今回いくつか静物画が展示されていましたが、この作品が一番リアルですごかった。
彼氏と以前にホキ美術館に行ったんですが、そこに展示されている写実絵画を思い出しました。また行きたいな。
ニコラース・マース《糸を紡ぐ老女》
暗い部屋で窓から差し込む光の中でひとりで糸を紡ぐ老女がなんとも不気味で。
影の付け方がとても独特。くっきり太めに描かれているから、人物や物が浮き上がって見えて、これがまた不気味で良いです。
肖像画や風景画にあまり興味はないんだけど、そんな中でも良いなと思える作品がいくつかあったので良かったです。
3/31までです。
フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展
この日はホワイトデーといたしまして、焼肉をおごってもらいました!やったー!
彼氏の手をあえて入れ込むというあざとい写真です。
おいしかった~[emoji:i-80]