劇団☆新感線『Vamp Bamboo Burn!』@赤坂アクトシアター感想 歌とダンスがかっこいいけど…!?
劇団☆新感線『Vamp Bamboo Burn!』@赤坂ACTシアター行ってきました。
通称VBB!
宮藤官九郎脚本、生田斗真主演と聞いたら、もう行くしかないでしょ。
しかし、さすがジャニーズ、チケット先行販売からがんばったのに、全日程即完売でした。おそろしい。
後から販売された立見席で観劇しました。
立見なのにチケット12,000円、ふざけんな!と思っていたけど、立見席2列のうちの1列目、しかも赤坂ACTシアターは立見席が1階なんですね。めちゃくちゃ見やすくて良かったです。
3時間半の公演は手すりに寄っかかって見られるので、意外とへっちゃらでした。
肝心の公演でまず絶賛したいのは、オープニングで生田くんがヴァンパイアになってそこからそのままロックバンドのボーカルになる、あの瞬間が!!死ぬほどかっこいい!!
自分で書いてて思ったけど、わけのわからないストーリーですね…。
かぐや姫に恋する生田くんが不死身のヴァンパイアになって、2016年にはビジュアル系ロックバンドのボーカルとなり、かぐや姫の生まれ変わりを探す話です(笑)。
オープニングがかっこよかったのはもちろんのこと、さすがロックバンド、歌が超かっこいい!
さらに今回はヤクザたちが大活躍するから、悪そうなダンスもかっこよかった。理研(笑)ダンスもかわいかったし、ノリも良くてサイコー。
加えて、今回の新感線は、もうイケメンばっかりで終始ときめきっぱなしでした。
生田斗真くん、もうマジでかっこいいです。
ビジュアル系メイク似合いすぎでしょ…。
生田くんの今回の役柄はちょっとダメキャラなのが残念だったけどね笑。おもしろかったです。
生田くんがかっこいいのはもちろんだけど、蛍太郎役の神山智洋くんは役柄が最高におもしろかった。
『薔薇とサムライ』のシャルル王子こと浦井くんを思い出させるキャラクターでめちゃくちゃ笑った。
あとは中村倫也くんがなんともかっこいい敵であった。
ラスボスにしては雑魚っぽさあるけど(笑)。そこらへんのヤンキーっぽくて。
大物感あるのはじゅんさんか栗根さんだから、そのあたりがラスボスやったほうがよかった気もするけど、かっこよかったからまぁいっか!
ヤンキーっぽいダンスかっこよかった。
と、ここまで褒めたけど、今回の新感線の舞台はいまいちだったなぁという印象です。
今回の、というか前回も微妙だったよね、乱鶯…。
以下、ネタバレです。
ダンスと歌がめちゃかっこよかったのに、ストーリーがあまりにもむちゃくちゃで正直きょとん。
かぐや姫が実はエイリアンで、エイリアンの体液?を持つのが現代のナメクジ連合。
ここまではギリギリセーフついていけるんだけど、エイリアンはヴァンパイアの血で発火して、両方が混ざり合うと怪物になる?
ヴァンパイアが血を吸うと人間は死ぬけど、死ぬ前にヴァンパイアの血を飲めばヴァンパイアとして生まれ変わる?
エイリアンの体液は死んだ人間に入り込むことができる?
エイリアンの体液が入った人間は、藤志櫻にとってみんなかぐや姫のような存在?
いや、もうこれわけわかんないでしょ~。
誰がどうしてそうなったのか展開についていけなくて、見てて退屈してしまうという結果に。
あー残念[emoji:e-259]
あとこれは個人的な感想ですが、わたしはライブのつもりで舞台を見に行っていないので、「じゃあみんな立って!踊ろう!」という客席巻き込み型の演出は好きじゃないかな。
いや、あれが藤志櫻のロックバンドだったらよろこんで踊っていた気がする。
だけど白けた沖縄ギャグばかりするおじさんのよくわかんない沖縄ソングだったからそんなにテンションも上がらず…。
橋本じゅんさんは好きだよ!!!!!今回のストーリーの問題です。
というわけで、ストーリーはイマイチだったけど、うーん歌とダンスでチャラかなぁ。
今後の新感線に期待します…と思ったところでさっそく次の公演のニュースです。
やったー!!!!!大好きな『髑髏城の七人』が小栗旬くんでロングラン公演だよーっ!!!!!
絶対チケット取るぞ[emoji:e-281]