『ミュシャ展』@国立新美術館 感想
待望のミュシャ展@国立新美術館に行ってきました
始まったばかりの展覧会で、平日の朝一に行ったけど、人は結構多かったです。
でも多かったけど、待ち時間はなかったし、展示室内が広かったのでのんびり鑑賞できました
混むことは予想してた!
なんてったって《スラブ叙事詩》が全点やってくるんだから!
と、知った風に書いてみたけど、わたしはミュシャについてはポスター画のことぐらいしか知らないので、この展示がくるまで《スラブ叙事詩》のことなんて知りませんでした。
宣伝で「チェコからミュシャの大作《スラブ叙事詩》が全20点初来日!!」と煽っていたので、まんまとのせられて……。
《スラブ叙事詩》はミュシャが描いたスラブの歴史を描いた作品とのことで、全部揃うのは超すごいらしい。
それぞれの絵の素晴らしさとかは、スラブの歴史とかキリスト教の争いとかに詳しくなくてピンとこなくてもったいなかったんだけど、頭が悪い言い方をすると、とにかく大きくて迫力がものすごくて、それだけで本物を見た甲斐があった感じです。
入った瞬間に《スラブ叙事詩》ずらりだから、結構びっくりする。
大きくて超圧倒される
写真オッケーコーナーでそれぞれの作品の写真も撮ってみたけど、写真だとすごさがまったく伝わらないので、やっぱり本物をゆっくり見るのがいいかな。
《スラブ叙事詩》の中でこの作品が一番好きだったんだけど、写真じゃまったく伝わらないね
メインは《スラブ叙事詩》だけど、やっぱりミュシャはポスター画
前期と後期のポスターが展示されていたんだけど、後期のポスターがとても良かった。
前期はスラーッとした細身のスタイルの良い絵なんだけど、後期はもっと人間的でふっくらした感じが素敵だった。
アルフォンス・ミュシャ《ヒヤシンス姫》
ミュシャ展 http://www.mucha2017.jp/point/
ちなみにこのミュシャ展では音声ガイドを聞いてたんですけど、ミュシャのことをミュシャって言ったりムハって言ったりするのが気になった。
『ミュシャ展』なんだから『ミュシャ』で統一して良い気がするんだけどな~。
図録は即購入した。