劇団☆新感線『髑髏城の七人~《Season鳥》』感想
劇団☆新感線『髑髏城の七人~《Season鳥》』@IHIステージアラウンド東京、見に行ってきました。
うあ~、最高!最高!最高だったよ!!!!!
Season花も最高だったんですけど、Season鳥はぜんぜん違うテイストで、ものすごく楽しかったです……
まず、歌って踊る『髑髏城の七人』!
こんなに楽しい髑髏城ある!?
オープニングから歌って踊ってもう楽しい。絶対に最高だと確信しました。
この楽しさは間違いなく阿部サダヲの力だろうなぁ。
Season花の捨之介、小栗旬は二枚目イケメン色気たっぷりでこれもすっごくかっこよかったんだけど、阿部サダヲの捨之介はコミカルでおバカでかわいい、なのに殺陣になるとめちゃくちゃかっこいいっていうギャップがとても良かったです。
後半の方なんて、小栗旬に負けないぐらいの色気すら感じられて、阿部サダヲがこんなにかっこいいと思ったの初めてかもしれない。
そして今回のSeason花でわたしが一番楽しみにしていた早乙女太一の蘭兵衛。
ワカドクロの蘭兵衛が好きで好きで、また早乙女太一の蘭兵衛が見られるなんて!とすごく楽しみにしていて、案の定、超超超~~~~~!!!!!かっこよかったです。
殺陣のキレがもうダントツ。キレッキレ。
そして、同じくワカドクロで共演していた森山未來の天魔王との絡み!
早乙女太一の殺陣がすごいのはわかっていたんだけど、今回森山未來の殺陣がワカドクロの頃より心なしかよりしなやかに軽やかになっていて、二人合わさってより良い殺陣になっていました。
早乙女太一の殺陣がうますぎて、他の役者さんが霞んでしまうことが多いんだけど、今回森山未來がかなり動いていて、早乙女太一が浮かずに溶け込んでいてより良かったです。
口移しシーン、本当にありがとうございます!(歓喜)
あと、贋鉄斎と捨之介のコント(笑)、テンポよくて楽しかった~。
これも阿部サダヲの力だろうなぁ。
何しててもおもしろいっていう。
前回のステージアラウンドより今回は前の方の席だったので、360度回っている感じがより楽しめました。
後ろの方だと意外と回っているの感じないんだよね。
良席だったおかげで、双眼鏡いらずで観劇できました……。うれしい。
強いて言うならSeason花では兵庫が年配の設定だったのでイマイチ感情移入できなかったかも。
若い兵庫しか見ていないから慣れていないだけっていうのもあるけど、極楽太夫に憧れて犬のように(笑)慕う感じが、年配設定だとあんまり伝わらないような気がする。
無界の里が壊滅してしまうところの兵庫と極楽太夫の絆がグッと深まるシーンがちょっとあっさりしていて、もっと悲壮感出ても良かった!
新しい設定なので、これから深まっていくといいな。
というわけで、最高の髑髏城でございました。
わたしはこれまで『ワカドクロ』が一番好きだったんだけど、それを超える勢いかもしれない。
次はSeason風です。
チケットは入手済み。
これもまた楽しみだな~。超期待!