Yukina's Orangedays Diary

最近は子育て記録です。

結婚を決意した本当のきっかけ

プロポーズの言葉とか場所とかの話はよく聞きますが、本当に結婚を決意したきっかけとか、理由とかって、主に二人の間で無言で交わされていて、実際他の人の状況なんて全然わからないんですよね。

 

結婚して何十年も経つ人に、「なんで結婚したんですか?」って聞くと、だいたい「タイミング」って回答が返ってきて、正直「意味わからんな」と思っていました。

 

自分の両親にしても、母に聞いてみたところ、「お父さんが8個も年上だからねぇ。プロポーズとか特になくて、最初から結婚の話が出てたのよ~」なんて言われるので、本当のきっかけって何だったのか謎です。

 

わたしはまだ結婚して1年ちょっとだけど、結婚のきっかけを聞かれると、やっぱり「タイミング」なんだよなぁ。

 

彼が千葉で働き、わたしが福岡で働くという遠距離恋愛を3年ぐらい続けていました。

どちらも総合職、そんなに頻繁ではないけれども、どちらも転勤ありの職種です。

 

わたしは、彼からプロポーズをもらったら、東京への異動願いを職場に提出しようと思っていました。

福岡の職場が気に入っていたし、結婚する気がない人のもとへ今の仕事を投げ打っていくのがこわかったので、結婚が見えてきてから東京へ行こうとしていたんです。

 

なお、彼の仕事上、福岡に支店のようなものはないので、東京に本社があるわたしがそっちに行くという選択肢しかありません!

 

しかし、待てど暮らせど彼から結婚の意志のようなものはなく、むしろお互い一人暮らしを満喫している状況に……。

 

いや、一人暮らしって本当に楽しいですよね。

わたしは社会人になって、転職してから初めて一人暮らしを始めたんですけど、あの自由さったらないよね。

彼は大学生のころから一人暮らしを満喫しているので、人と暮らすのが耐えられない人間になっていました。

というか、一緒に住んで1年以上経ったいまも慣れていないような感じです。

早く慣れてよ!

 

話は戻って、「これはいかん!」ということで、とりあえず、うちの両親に彼を紹介する食事会を実施。

わたしの家はそんなにオープンな家ではないので、彼に会わせるのも結婚が決まってからと思っていたんですけどね。

彼の両親には遠距離恋愛がスタートする前に一度会ったことはありました。

 

しかし、これで双方の両親からの「まだ結婚しないのか」という圧力が強くなるという、わたしにとってはうれしい展開になりました。

この時期(28・29歳ぐらい)は、まわりの友人もどんどん結婚している頃だったので、わたしと彼との共通の友人に、彼は「まだ結婚しないの?」と言われまくっていたので、これも圧力です。

 

あ、わたしは完全にこの頃は結婚待ちなので、ありとあらゆる人に、そしてこのブログにも、Twitterにも「結婚したい、結婚したい」と言っている状況です。重いね。

 

まだそんなに結婚願望がなかった彼にとっては、結構きつかったんじゃないかな。

よく「みんなに結婚しろって言われる……。俺の味方は誰もいない……。」とか言ってたし。

おい、それを結婚したい本人に言うなよ。

 

わたしとしては、彼にとって重荷にならないように、あんまり言わないようにしてたつもりなんだけど、彼には「ゆきなが引いてたことなんて一度もなかった、重かった」と言われます。正直者!

 

しかし、この状況で遠距離恋愛で、よく続いたなぁと自分でも思います。

まだ結婚したくない男と、早く結婚したいアラサー。

どちらかが痺れをきらして、下手すると別れることもあり得たんじゃないかな。

なのに遠距離で3年も続いたのは……。

ひとえに愛ですかね……。

 

でも、一番のきっかけは、プロポーズされる前にわたしが東京行きを決意したことかな。

 

仕事でもろもろあり、社員全員に勤務地希望調査をされることがありました。

希望を出せば、通る可能性がかなり高い。

正直、行くならいましかない!という状況です。

 

彼には結構相談したと思います。

「結婚する気はある?すぐじゃなくてもいいから、いつかでいいから!それだったら東京希望出すから」って。

相談っていうか、圧力?

あんまり覚えてないんだけど、彼は「うーん、そうだねぇ、いつかねぇ……」みたいな生返事をした気がします。

それを肯定ととらえて、意を決して東京希望を出したところ、サラッと通りました。

 

彼はよく「ゆきなが勝手に東京に来てこわかった」と言います。

こわくないよ、愛だよ。

 

たぶんこれが決定的なきっかけだったんじゃないかな。

彼としては「もう逃げられない!」状況だったと思います。

 

東京転勤になって、本当はそのまま彼と住みたかったのに、「社宅だから、家族じゃないと一緒に住めないから」という理由で断られました。悲しい。家族になればいいのに!

 

わたしの圧力が足りず、結局わたしは東京で一人暮らしです。

アパートの契約が2年契約だったので、契約更新をきっかけに、一緒に住み始める運びとなりました。

2年……。長かった……。

 

7年ぐらいのお付き合いで、うち2年は福岡で一緒に過ごし、3年遠距離で過ごし、2年関東で一緒に過ごしました。

そして、わたしの30歳の誕生日でプロポーズとなりました。

 

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まぁ、他にもいろいろあったんですけどね。

夫もこのブログを見ているので、あんまり書くと怒られそうなのでこれぐらいにしておきます(笑)。

 

「結婚はタイミング」っていうの、今となってはよくわかります。

わたしにとっては、転勤したのもタイミングだし、アパートの更新期限もタイミングだし。

愛が高まっての結婚ってあんまりないんじゃないかなぁ。

あるの?うらやましいです……。

 

そして、この記事はわたしの主観で書いたので、夫側から見ると違うかもしれないです。

このブログを見ている夫は後で抗議してください。