海外ドラマ『エージェント・カーター』ネタバレ感想
息子を寝かしつけた後に、夫と一緒にちょっとずつ見ました。
毎日のささやかな楽しみ……。
『エージェント・カーター』は、『キャプテン・アメリカ』のスピンオフ海外ドラマです。
シーズン1が全8話、シーズン2が全10話と、海外ドラマにしては短いのでサクッと見られます(打ち切りだから短いんだけどね!)。
Huluで見ました。
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めっちゃおもしろかった〜。
打ち切りなのがもったいない!
まぁ、『キャプテン・アメリカ』のスピンオフでカーターだからなぁ。
MCU好きな人じゃないと手を出しにくいし、わたしも夫に勧められなかったら見てなかったと思います。
舞台はキャプテン・アメリカが亡くなった(生きてるけど)、後のアメリカ。
キャプテン・アメリカの彼女、カーターのエージェント活動を描いたドラマです(ざっくり)。
シーズン1
トニー・スタークのお父さんことハワード・スタークの兵器を盗んだのは誰なのか、謎の組織リヴァイアサンとは何なのか、カーターが突き止めていくのがざっくりとしたお話。
まず、ストーリーがかなりおもしろい。
カーターはSSRという組織に属しているんだけど、旧知の仲であるハワードの汚名を晴らすために、SSRを裏切って二重スパイとして動くんだよね。
それなのにハワードの依頼には裏がありそうでまず気になるし、ハワードの兵器を狙っているリヴァイアサンという組織が何なのかも気になって、見るのをやめられなくなる仕組み!
まぁ、結局リヴァイアサンの大ボスは出てこないんですけどね!なぜなら打ち切(以下略)
シーズン1のラストで、キャプテン・アメリカにも出てきたゾラ博士と催眠術を使う博士が合流して、えー!どうなるの!と思っていたのに、結局この2人はこの後二度と出てきませんでした……。なぜなら打ち切(以下略)
なお、シーズン1を見終わった時点で、『キャプテン・アメリカ』を見直したくなり(内容ほぼ覚えてなかった)、MCU大好きな夫が持っているブルーレイを見ました。
ハワードってこういう登場だったのね〜とか、カーターってこういう雰囲気だったか〜とか、バッキーおるやん!とか、色々思い出せて良かったです。
で、ストーリーに戻りますけど、ハワードが守っていたのはキャプテン・アメリカの血液だったっていうのは、『キャプテン・アメリカ』を見た後だと、納得できるし、カーターの動揺もよくわかる。
2人ともキャプテン・アメリカのことをとても信頼してて大好きだったもんね!と。
リヴァイアサンの誕生とその狙いは、ゾンビ映画を見てるみたいで怯えながら見ました……。
そしてあの催眠術最強じゃない?
と、ストーリーがおもしろいのはもちろんなんだけど、海外ドラマの醍醐味ってやっぱりキャラクターなんだよね。
登場人物に感情移入すればするほど、ドラマを見るのが楽しくなるという。
まず、主人公のカーターは美人で強くてかっこいい!月並みだけど。
さすがキャプテン・アメリカの彼女というか。
1940年代のアメリカが舞台なんだけど、SSRという男性社会の中で、どの男性よりも強いカーターがとても魅力的。
あと、これはカーターだけじゃないんだけど、服装がとってもお洒落です。
くすんだ街並みに対して、女性の服装が赤や青の原色でパッと際立ってすごく華やか!
相棒のジャーヴィスも良い味出してたねぇ。
夫が「カンバーバッチに見える」と言うから、途中からカンバーバッチにしか見えなかったです笑。
ジェームズ・ダーシーという俳優さんらしいです。
そしてSSRのメンバーではダントツでわたしはトンプソン推しです。
スッとスマートでイケメンだし、野心丸出しで嫌なヤツなんだけどわかりやすい。
シーズン2
新設のSSRロサンゼルス支部。
ゼロマターという謎の物質の捜査のお話。
ゼロマターは完全に『エージェント・オブ・シールド』に出てきたモノリスにそっくりだったんだけど、同じものなのかな!?
全然言及されなかったから別物なのか、それとも打ち切りだから言及する暇がなかったのか笑。
カーターとスーザとウィルクスの三角関係も見どころでした♡
シーズン2になると途端にキャプテン・アメリカのことには触れられず……笑。
どう考えてもスーザ一択でしょ〜と思ってたら、やっぱりスーザでした笑。
シーズン1はミステリーというかサスペンス要素が多かったけど、シーズン2はゼロマターのおかげで一気にSFっぽくなりました。
わたしはシーズン1の方が好みかな。
しかし、打ち切りのせいで、ゼロマターの話は解決したけど、新しい物語の導入が全く解決されずに終わりました!
こんな終わり方ってあり!?
打ち切りって残酷ですね……。
わたしの推しメントンプソンが死んじゃってめちゃめちゃ悲しい。
打ち切りなら殺さずに終わってください!
それにしてもトンプソンはシーズン1に増して良いとこどりでかっこよかったです。
最後に良いやつになるの反則でしょ〜。ときめくやろ〜。
スーザはシーズン1では正直冴えないなーと思ってたのに、シーズン2では支局長になった貫禄で途端にかっこよくなりました。
彼女できてるし、最後にはカーターの新彼になっちゃうし。
それも納得の活躍ぶりでした。
スーザは最後のゼロマターとの攻防もがんばってたんだけど、吸い込まれそうになるスーザとそれを引き留める他のメンバーっていう構図は少し笑ってしまいましたw
ちょっとギャグっぽかったね。
シーズン1から引き続き、敵役の要となるドッティは、シーズン1ではそんなに美人とも思わなかったのに、シーズン2は美しさが際立ってました。
カーターと張り合う人物としてぴったり。
予定ではシーズン3でもリヴァイアサンとして出てくる予定だったんだろうなぁ……。
カーターは、アベンジャーズでおばあさんとして出演してるので、『エージェント・カーター』でも死にはしないんだろうなっていうのがわかって、ある意味安心して見ることができましたw
さて、全部見終わっちゃって、毎晩のささやかな楽しみがなくなってしまいました……。
次は何見ようかな〜