Yukina's Orangedays Diary

最近は子育て記録です。

8月読んだ本とみた映画

連休予定ゼロOLですこんばんは。明日も休みです。

読んだ本

近藤麻理恵『人生がときめく片づけの魔法』

読みたいなーって話を母にしたら持ってるよーとのことで貸してもらった。さすが主婦。

こんまりさんの「わたしこんなにいろんな人の手助けをしたのよ!」話が宗教っぽいなとは思ったけど、この本を読んだあとは燃えるゴミ袋2袋でた。超すっきり。汚部屋ってわけじゃないよ!「ここまではできんわ……」って話もいくつかあったものの、特に参考になったのは衣服の片づけの部分。ときめかない服は処分!本の中では「いらないものを実家に置いたり、服を家族にあげるのは駄目」って書かれていたけど、ここは無視した(笑)。

片づけにはそこまで関係ないかもしれないけど、ちょっと印象的だったのは「部屋にはサボテンじゃなくて花を飾ったほうがいいよ」ってところ。ジャージ姿で過ごす独身女性の部屋にはサボテンが置いてあることが多い……ってエピソードを読んでヒッと怯えサボテン処分しました……。花飾ろう。

森見登美彦宵山万華鏡』

宵山を舞台とした短編集。「宵山金魚」がダントツで良かった。へんてこなものたちが色鮮やかで目に浮かぶようだし、乙川さんの変人っぷりとそれに振り回される藤田さんのやり取りが微笑ましくて好き。

荻原規子『RDG はじめてのお使い』

シリーズ物の第一巻なのでまだまだ序章。物語も始まったばかりなのでなんとも言えない。これからおもしろくなるのかな。

コナン・ドイル『バスカヴィル家の犬』

シャーロック・ホームズ3つ目の長編。最後まで犬がこわかった。長編は読むの3つ目だけど、シャーロック・ホームズシリーズは短編のほうが好き。短編でいつもホームズがさくさく解決してくれるもんだから、長編だと「はよ!」と思ってしまう(笑)。

山崎章郎『病院で死ぬということ

衝撃的だった。前半はがんで死ぬ人のひどい事例が書きつらねてあるものだから読むのつらかった。後半から救いがあるけどね。医療のこと全然詳しくないけど、いまとなってはインフォームドコンセントって普通だからここまでひどくないよね?というかインフォームドコンセントって普通になってる……よね?自分ががんとか病気だったら、わたしだったら正確に情報を教えてほしいけどな。たとえば自分の家族がそんな状態になったらどうするんだろ。やっぱりとりあえず隠すんだろうか。この本読む限りでは隠して良いことひとつもないけど、実際その立場に置かれたら自分はどうするんだろうか。号泣しながら読み終わり。

みた映画

鍵泥棒のメソッド

おもしろい!変な広末涼子とダメダメな堺雅人と豹変する香川照之、みんな良い味だしてた。シリアスになりすぎずコメディになりすぎず最後まで目が離せなかった。

「ヤング=アダルト」

「あの人は本当はわたしのことを愛してるのよ……!」って別れたのに言い続ける女こわい。彼氏と一緒に見てたら「ゆきなも別れたらこうなるんかな……」って言われた。

「ショコラ」

ちょーよかった。大好き。若かりしジョニー・デップめちゃくちゃかっこいい。ジョニー・デップと言えば「パイレーツ・オブ・カビリアン」とか「チャーリーとチョコレート工場」とか「アリス・イン・ワンダーランド」とか妙な役のイメージしかなくってかっこいいと思ったことなかったのに、この映画は正統派イケメン。かっこよすぎ。映画の雰囲気もお洒落でチョコ食べたくなるのは言うまでもない。原作の舞台がフランスで映画の雰囲気もフランスがぴったりくるけど、俳優が全部英語で会話するなら舞台はアメリカでよかったんじゃないかなとは思った。

アマデウス

モーツァルトのお話。モーツァルト好き、オペラ好きにはたまらない映画だろうな。残念ながらどちらでもないのでいまいち楽しめなかったのが悔しい。クラシックには疎いし、オペラはうるさいと感じてしまう。かなしい。もう少し教養があればっ……!

「クラッシュ」

すごい映画だった。良い人とか悪い人とか白人とか黒人とかでひとくくりにできるもんじゃないなと混乱した。この映画の中で最初から最後まで良い人だったのひとりしかいない。このDVDのジャケットが「大事なのその場面だっけ?」と突っ込まずにはいられないけど(笑)。

パシフィック・リム

大!迫!力!怪獣とロボットすごい。オープニングがかっこよくてかっこよくて興奮する。戦闘シーンが多すぎて途中ちょっと飽きたけど、そこが見せ場だからね。削ってはいけません。飽きたのはわたしが単に戦闘とかアクションがそこまで好きじゃないってだけです。映画館でみれてほんとうに良かった。

明日も休みで暇なので、先週満席で断念した「マン・オブ・スティール」を見に行こうかと目論んでます。