『草間彌生 わが永遠の魂』展@国立新美術館 感想
桜が満開の良いときに行ってきました。
平日の真昼間に行ったので、そこまで混んではいなかった
ただし、ショップは行列でしたよ……。
しかしまんまと草間ワールドにハマってしまって、しっかりと並んでちょこちょこ購入してしまった……。
かわいいんだもん、水玉。
展覧会はもうね、入った瞬間に声が出るぐらいすごいです。
大きな部屋に色とりどりの作品がお出迎え!
とにかく大きいし華やかだし圧倒されて、最初は「すごーい!きれーい!かわいー!」という感想だけが出てくるんだけど、よくよく見るとグロテスクだよねぇ。
草間さんと言えば水玉模様なんだけど、これはそもそも草間さんが幼少のころ見えていた幻覚症状から生まれたものらしいし、ポップでキュートだなぁだけでは済まないはずだ……。
写真撮影可ではなかったところで、《最後の晩餐》という作品があったんだけど、これはもう直視できない感じでした。
草間さんらしい水玉模様のカラフルな机と椅子だけど、無数に飛び出す突起は明らかに男性器を意識しているし、その机と椅子の周りの壁は女性の生理を思わせる血のような赤が滲んでいるし。
こういった作品を見ると、草間さんはかわいい水玉を目指しているわけじゃないことがよくわかったよね。
あと映像作品もショッキングでね。
裸の男女に水玉模様をつけていく映像なんだけど、何がしたいのかわからないし、美術っていったいなんなんだろうね……。
というショックを受けたあとで、最初の部屋に戻るとまた違った印象でした。
最後は穏やかにかぼちゃで締める。
グッズ売り場は行列!
さすがにグッズはポップでキュートな水玉が強調されていました笑。
かわいくてまんまとご購入です。
便箋
メモ帳
草間彌生展は5/22まで。