海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル』感想 悪趣味なエロドラマで目が離せない
Huluで海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル』シーズン1を見ました。
全10話、シーズン2の配信は日本ではまだです。
あらゆる賞(エミー賞13部門ノミネート、ゴールデングローブ賞作品賞・主演女優賞)を総なめにしていたし、評判も良かったので期待してたんだけど、思ったほどわたしの好みではなかったかなぁ。
環境汚染により不妊率が異常に高くなったアメリカで、生殖可能なわずかな女性が、身分の高い司令官とその妻のために子どもを奉仕する……というお話で、あらすじに惹かれて見始めたんですけど、思った以上に悪趣味なエロで結構きつかったです……。
と言いつつしっかり全話見たんですけど……。
司令官と生殖可能な女性(侍女)が、司令官の妻の目の前でセックスする描写が第1話から。
こういう無理やり侍女がさせられる描写がずっと続くので、それは良いんだけど(良いのかよ)、「Huluオリジナルドラマだから、やっぱり配信って、テレビより過激な内容じゃないと視聴率取れないんだろうな。だからエログロ描写が多いんだろうな」とか邪推しちゃうんだよね。
環境汚染で不妊率が異常に下がったアメリカで……っていうのは、現実にも起こるのでは、と想像させられるんだけど、妻の目の前で、司令官と侍女がセックスするって、この仕組み誰も幸せじゃなくないですか……!?
妻も侍女もめっちゃつらそう。
きっと夫もつらい人はつらい(オブフレッドの相手、司令官ウォーターフォードは楽しそうだったけど)。
エロだけならまだしも、逆らうと拷問、下手すれば死刑っていうのが過激すぎてどうも……。
子ども作りが完全に国に管理されるようになった世界から、主人公の侍女オブフレッドがどう耐え抜くか、どう抜け出すか、どう変えていくか、が見どころ、なんだけど、エログロ描写が際立ちすぎてる気がするんだよなぁ。
シーズン2はまだ日本で配信されてないんだけど、アメリカでは配信しているらしく、サラッとあらすじを読んだところ、相変わらず……という感じだったので、シーズン2はもういいかな。
と文句言いつつも、過激な内容なので目が離せなくなっちゃって、シーズン1は3日ぐらいでしっかり見終わってしまいました!
たったの10話だから見やすいしね。
エロ描写に負けたわたしでした。