海外ドラマ『ハウス・オブ・カード』シーズン2 感想
『ハウス・オブ・カード』シーズン2見終わりました。
シーズン2もめっちゃおもしろかったです……。
ネタバレ感想書く。
まず1話(第14章)からいきなりショック。
フランクやばいよ、殺すの2人目。
政治は人が死にます!
ゾーイ好きだったので、1話目にしていなくなっちゃうの結構悲しいです。
でも仕方ないね、真実に近づきすぎちゃったね。
前半はルッソ殺しの真実をめぐって、ゾーイを失ったルーカスが奔走してくれるんだけど、やっぱりフランクに敗北となりました。
ルーカスが裏切られたハッカーのギャヴィンの狙いがいまいちわかんないんだよなぁ。
FBIに協力している(脅されている)のはわかるんだけど、ダグをしつこく追いかける理由は→ダグがFBIに裏工作を依頼しているから→ダグを脅して→FBIから解放されたい?ということで良いのかな。
シーズン2はダグの人間性というか、精神的不安定さがあふれ出しているのも良かったね。
シーズン1では完全にフランクの言うことだけをイエッサーと聞く人だったんですけど、シーズン2ではレイチェルに恋心を抱いてしまい、脅しっぽいことをしてまでレイチェルを独占しようとするところ、こわいねぇ。
最終話で、ダグは死んでしまったんだろうか?
ダグと最初は対立してた広報担当のセスがかっこよくて好きです。
ダグとコンビを組みだしてから、フランク×ダグ×セスの悪だくみする男たちの話し合いシーンが素敵。
どんどん悪いことしてほしい!
シーズン2のメインはフランクVSタスクなんだけど、ここまでしてタスクを排除しようとするフランクの気持ちがいまいちわかんないな。
協力するという手はなかったんだろうか。
そして、シーズン1に引き続き、フランクとクレアのベストパートナーっぷりが素晴らしいです!
なんて悪い夫婦なんだ!
どちらかがどちらかを止めるわけでもなく、お互いがサポートし合う態勢は本当に見ていて気持ちがいいです。
普通、相手が明らかに悪いことしてたら、止めたり戸惑ったりするはずなのに、フランクとクレアにはそれがなく、とにかく野望に向かって突き進む姿勢が最高。
しかし、クレアが最終話で泣き崩れるところはちょっと意外でした。
人間の心を持っていたのね!
多くの犠牲を出してでも突き進むクレア!強い。こわい。
政治上の駆け引きが『ハウス・オブ・カード』の見どころなんだけど、シーズン2は恋愛?関係も特殊で、ドラマを見ながらひとりで「えええ……」と驚くところがいくつも。
なんといっても、フランクとクレアとミーチャムが!3人で!
ありなの!?
確かにフランクは男でも女でもOKなのはシーズン1で知ってた。
ミーチャムのことも気に入ってるのがシーズン2ではっきりわかったし。
そしてクレアもミーチャムのことを気に入っている……、となると、夫婦でミーチャムを取り合う三角関係か!?と思っていたんですけど、予想の斜め上をいきました。
まさか3人でとは。なんて円満な……(?)。
レイチェルとリサの女同士っていうのも、そうきたか!という感じ。
レイチェル本当にかわいそうなんだけど、シーズン3ではどうなることやら。
あ、そういえばシーズン1でそこそこ活躍していたクリスティーナがサラッといなくなりましたね。
なんでだろう、人気なかったのかな。
フレディのお店が閉店しちゃったのも寂しい。
いや、でもきっとフレディなら新天地でまた活躍してくれるんだろうな……という思いです。
と、最終的に『ハウス・オブ・カード』シーズン2では、フランクが見事に大統領となって終了となりました。
いや~、大統領まで操ってしまうフランクこわいよ。
まぁ、大統領が人のことを信じすぎ&流されすぎっていうのもあるけど。
シーズン3も楽しみです。