映画『ペンギン・ハイウェイ』感想
見ました。
予想していたより、かなり、かなり、好きでした!
子供時代の無邪気な様子と、憧れのお姉さんと、夏の空気感と、たくさんのペンギンファンタジー。
これらがギュッと詰まっていて、見ていて胸にキュンとくるものがありました。
森見登美彦さんが好きなので、原作は読んでいました。が、正直あんまり好きではない小説です。
読んだのがかなり前で内容をほぼ覚えていないので、ここで小説のことはあーだこーだ書きませんが、ファンタジー過ぎて、終始「???」でいまいちのれなかったことは覚えています。
で、もちろん映画もものすごくファンタジーで、お姉さんがペンギンを出すくだりから「???」ではあるんだけど、映像化すると、こんなにも色鮮やかに楽しくなるものなんですね。
特にラストスパート、お姉さんがたくさんペンギンを出して海の中に突入するあのシーンは最高にワクワクしたし、綺麗だったなぁ。
あのシーンのための映画なんじゃないのかな。
そして、子ども3人で過ごす夏休みの様子、悪ガキの登場と和解、ベタではあるけれど、甘酸っぱくてグッときてしまうな。
言わずもがな、アオヤマ君とお姉さんの関係性も良かったです。
アオヤマ君のほのかな恋心と憧れ。
最後のお別れが切ないし、悲しいんだけど、アオヤマ君は賢いし、まだまだ小学生だし、きっといつかまた会えるんじゃないかって希望がもてるのが良いです。
夏に見たくなるさわやかな映画でした。
あ、ペンギン!かわいかった🐧